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fusianasan(フシアナサン)は、2ちゃんねるにおいて、リモートホストを表示させるための機能、およびそれを機能させる文字列。トリップ (電子掲示板)が導入されるまで、本人を証明するためのものとして使われていたが、最近ではもっぱら初心者を陥れるための罠として利用され、これを特にfusianasanトラップという。

概要[]

  • 名前欄に「fusianasan」を含む文字列を入力すると、その部分がリモートホストに置き換えたものが表示される。
  • 仮にリモートホストが表示されたとしても、個人情報まで判明することはない。しかしどこからアクセスしたかという情報は分かることがあるため、しばしば大学や企業や役所からのアクセスが公に出てしまうことがある(Co.jpやAc.jp・Go.jpなどが表示される例もある)。佐世保小6女児同級生殺害事件の際には、加害者のウェブサイトが閲覧できるなどと誘導し、2ちゃんねる初心者が大量にfusianasanトラップに引っかかったため、引っかかった側と2ちゃんねらーの双方とも世間からの顰蹙を買った。
  • 「山崎渉」という文字列でも同じことが起きる(2003年5月29日に導入。同年1月頃から「山崎渉」というハンドルネームによる、スクリプト荒らしが多発していたために導入された)。
  • 2002年頃までは「mokorikomo」という文字列でも同様の機能があったが、現在は廃止されている。
  • 一部の板では、アクセス規制中の場合、名前欄にfusianasanと入力することによって書き込みができるようになる。このとき、リモートホストに前置して「[´・ω・`] 」と表示され、規制中であることが分かる。
  • fusianasanを使って名前欄に表示されるリモートホストは、通常と違って細文字で表示される。成りすまし目的で他人のリモートホストをそのまま名前欄に入れて荒らす者もいるが、その場合のリモートホストは通常と同じ太文字で表示される為、すぐに投稿者と無関係のリモートホストだと分かる。
  • 導入された理由は、どうやらひろゆきのキャップ (電子掲示板)のパスワードが漏洩した(=文字列がfusianasan)ため悪用されないためにこのような機能を導入したと言われている。

fusianasanトラップの例[]

以下のような方法で、名前欄に「fusianasan」と入力させる。

  • 裏2ちゃんねるへ行く方法。名前欄に「http://fusianasan.2ch.net」と入力すると、裏2ちゃんねるへ行ける、というもの。書き込み欄に「guest guest」と入れる風習もある。
  • SG(セキュリティガード)をしていないために個人情報が漏れていると説明し、名前欄に「fusianasan(フュージャネイザンと称し)」と入力することで、これを回避することができると誘導する。
  • 書き込みを削除することができると誘導し、「fusianasan」を入力させる。
  • おみくじ機能などのお遊び機能が導入され、「fusianasan」と入力すれば結果が出るとするもの。(おみくじ機能自体は実在のもので、一部のサーバで毎月1日に「!omikuji」と入力すると結果が出る)
  • 利用料金をチェックするためであると称し、「fusianasan」と入力させる。(普通にウェブブラウザを介して2chを読み書きする分に関しては、利用料金はかからない)
  • 名前欄に「天地川海岸山崎渉航谷気岩」と入力すると、潜在能力が表示される。(「山崎渉」の文字列によるもの)
  • 個人情報を閲覧できると説明し、「nanafusianasanix」と入力させる。
  • 近年では「&rf&rusi&ran&ras&ran」も登場した。(「&r」は無視されるため、結果的にfusianasanの文字列を入力したのと同等になる)

当然、いずれにもそれらの機能があるわけではなく、ただ単にリモートホストが表示されて終わる。これらの他にも、JavaScriptを用いたかなり手の込んだものまで存在する。


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